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吹奏楽のための初雪（はつゆき）
河合和貴作曲


初雪と言う言葉は雪国の言葉で、
雪の降らない地方では、
積雪と言います。

この音楽は、初雪の日に感じる
様々な思いを表現しました。

秋が深まり、
空気が冷たくなって行くと、
いよいよ初雪が降り始めます。

冬の季節は、
もちろんテンションは下がりますが、
そうは言っても、嫌な事ばかりではありません。

冬に向けての心の準備が整えば、
それなりに、楽しさや温もりを感じるものですし、
逆に雪が中々降らない日が続けば、
少し待ち遠しい気持ちにもなって来るものです。

雪が降り始め、
窓越しに風景を眺めると、
雪が様々な音を吸音し、
見た目以上に、世界はモノトーンに包まれ、
意識は自分の内側へ向かって行きますが、

冬は美しい景色だけではなく、
生活をする上では、
夏以上の緊張感を強いられるのも現実です。

突然の吹雪や、路面凍結、地吹雪は、
半年災害の中に身を置くような
気持ちにもなってしまいます。

初雪は、そんな様々な思いを
めぐらせるきっかけであり、
冬の季節到来のオープニングでもあります。

曲は、目の前に現れた一粒の雪に気づき、
空を見上げ、「いよいよか。。。」と
覚悟を決めるシーンから始まります。




難易度3

演奏時間　およそ6分30秒

編成　( 　　）内はオプション

(Piccolo)
Flute 1st2nd
(Oboe)
(Bassoon)
(Eb Clarinet)
Clarinet1st 2nd 3rd
(SopranoSax)
AltoSax
TenorSax
BaritoneSax
Trumpet 1st 2nd 3rd
Horn 1st 2nd 3rd
Trombone 1st 2nd 3rd
Euphonium
BassTuba
Percussion
SD
BD
SusCym
CruCym
HiHat
Timpani
Glocken
Xylophone
Triangle

楽譜はご注文を受けてから印刷しますので、
納期は５日〜１週間ほどいただきます。

よろしくお願いいたします。