1976年出版
編成
テナートロンボーン × 9
バストロンボーン × 3
難易度 4
第一楽章 アレグロ
第二楽章 アンダンテ
第三楽章 ヴィヴァーチェ
音楽学校の教師と同時に、
オルガニストでもあるブラウン氏は、
現代的な和音の中にも
形式的で、厳格な作品を多く作っている。
この編成はひと目で特殊な事に
気が付くと思う。
この手の大人数同属楽器アンサンブルは、
ジャズやマーチを主題にした音楽が目立つが、
この作品は、シリアスな三楽章形式の音楽である。
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第一主題の始まりは、
12本のトロンボーンが、
五線の下、実音G のユニゾン、フォルテで
演奏される。
この時点で、音量だけでなく、
倍音を含む華やかな響きを
想像する事が出来る。
ブラウン氏の作品の多くには、
パイプオルガンの要素が含まれ、
この作品に限らず、
1本の音、1つの和音が様々な響きを出す
工夫が随所に見られ、
ブラウン氏の世界は
演奏者だけではなく、
聴衆も楽しめる作品となっている。
この作品は、
12本ものトロンボーンを必要とするため、
演奏される機会は少ないが、
トロンボーンの性能を引き出す貴重な作品として、
後世まで残していきたい。
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