今、時代は大きく変化しています。
その意味は、信じる時代から、
理解する時代への移行です。
これは楽器の世界だけでなく、
仕事、社会、政治の世界など、
様々な分野で同じ現象が起こっています。
理解とは、与えられた答えを暗記し従う事ではなく、
出発点から答えまでの道筋を、
自分自身が納得し説明出来る事です。
演奏とは出発点が原因となって生まれる結果なので、
曲の練習を何回繰り返しても上手く出来ないのは、
すでに出ている結果を直そうとしているからです。
それは、「上手く演奏するためには、
上手に演奏する事。」と同じ意味です。
この教本は「これさえやれば」や「誰でも出来る」と言う、
結論だけを書いたハウツー本ではありません。
上手い演奏とは具体的に、どういう事なのか。
そして上手く演奏出来ないのは、なぜなのか。
「なぜ」「なぜなら」と順番を追って、
原因から結果を導き出して行きます。
これまでの時代は、専門家の言葉を信じて、
黙って従うのが当たり前でしたが、
その時代も、間もなく終わりを迎えようとしています。
結果だけを求めても、結果から結果が生まれない事を、
多くの人が理解したからです。
練習も演奏も上達も、やるのは自分で、
誰も代わりにやってくれません。
どれだけ権威ある専門家にアドバイスをもらっても、
上達するのは自分自身なのです。
そして、これを逆に考えると、
自分さえ納得出来れば、一人でも上達出来るのです。
大切な事は、自分を基準(自分軸)として、
自分自身が上達する事です。
そのために必要な事は、
道筋を理解する事です。
本書の目的は、年齢、立場問わず、
自分を責め、堂々巡りで悩んでいる人達の解放です。
この教本は、ホルンアンサンブルを題材にしていますが、
管楽器の基本はどれも同じなので、
編成の種類や規模に関わらず、
これまでの練習に行き詰りを感じている方に、
手に取っていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
この教則本は、PDFのみの販売となります。
Paypayまたは、銀行振り込み確認後、
E-mail よりお送りいたします。
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内容
ホルンアンサンブルを題材にした
〜自分軸の上達法〜 河合和貴著
A4 全62ページ
目次 あらすじ
第一章 自分と楽器の関係 ・・・・・楽器の役割
第二章 音を真っ直ぐ出す理由・・・・演奏の三要素
第三章 調律とチューニングの違い・・管楽器はピアノではない
第四章 音階練習の意味・・・・・・・音階と音楽は同じもの
第五章 メトロノームの役割・・・・・自分に出来ない事を知る
第六章 鑑賞と演奏の違い・・・・・・鑑賞者による演奏の混乱
第七章 心を音で表現する方法・・・・心は音で解決する。
第八章 まとめ・・・・・・・・・・・原因と結果の法則
よろしくお願いいたします。